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2008年8月6日水曜日

PODCAST

大学を卒業し、上海で就職するということで1年前の3月、中学時代の球友の呼びかけで、小学校、中学校、高校、予備校時代の広島の20名の友達が同級生が営む居酒屋に集まりサプライズで送別会を開いてくれた。本当に心温まるパーティだった。その際、上海でがんばれよ!っていうみんなの気持ちじゃけんということでi-podナノを餞別に贈ってくれた。

そのおかげで、移動の際はいつもポケットや鞄に入れ聴いている。i-tunes から移した音楽もたまに聴くが、もっぱらPODCASTを活用し、情報源や学習用に使っている。

今日は最近聴く番組の数も増えてきたので、一度★とジャンルで分類してみようと思う。
★★★ 更新ごとに必ず聴き毎回聴き入ってしまう
★★  テーマによって★★★と同じくらいおもしろい
★   時間がある時に聴く

【情報系】
聴く日経 ★★
週刊日経トレンディ ★★
読売ニュース ポッドキャスト ★
編集長取れたての話 ★
長谷部瞳は日経一年生 ★

日本の新聞が手に入れにくい中国なので、どの情報源もとても重宝している。この番組かた気になった情報をネットで詳しく調べたり、手帳にメモをし注目しておく。

【知識・知恵系】
伊藤洋一のビジネストレンド  ★★★
伊藤洋一のRound Up Now!   ★★
マーケット・トレンド     ★★
ラジオの街で逢いましょう   ★★★
ラジオ版学問ノススメ     ★★
藤沢久美の社長トーク     ★★
小阪祐司のワクワクビジネスボイス ★

上の三つは伊藤洋一さんがお話される。経済の動きが今どうなっているのか、これからどうなるのか見識を得られる。ラジオの街で逢いましょうは大好きな番組だ。中でも平川克美さんが出演されている番組はゲストとの知的な会話を楽しむことができる。藤沢久美の社長トークは様々な業種の社長の生の声が聴け、刺激をもらえる。

【その他】
情熱大陸+P ★
久米宏ラジオなんですけど ★

情熱大陸は大好きな番組なので、番組の裏側を知れてうれしい。久米宏のラジオなんですけど は久米宏さんの声を聴くとニュースステーションとつながり、広島の実家での生活を思い出すから不思議だ。

【娯楽・音楽】
ぽっどきゃすてぃんぐ落語 ★★★
爆笑問題カーボーイ ★★★
クラシック名曲サウンダリー  ★

この三つは仕事をした後や気分を切り替えたい時、頭を休めるのにとても効果を感じる。
落語はこの番組を通じて興味を持ち出した。爆笑問題カーボーイは移動中思わず一人ニヤニヤしてしまう。クラシック名曲サウンダリーは仕事の前、睡眠前、集中したい時など聴く事により心を静めてくれる。

【語学】
英語deキャリアアップ ★
南美布のstep up with TOEIC ★

英語の勉強をしなければ。英語を話したいな!とモチベーション付けしてくれるのがうれしい。

いろいろな番組を聴いていて思うが、たしかに番組のおもしろさもあるが、
それに加え、自分の聴く姿勢によって頭への入り方が変わり、同じ情報でも質が大きくことなる。そのため、今どんな情報を自分が求めているのかを考えて番組を選ぶようにしている。これからも新しい番組をどんどん見つけていって、移動時間を有効に使いたい。

i-pod広島の友人への感謝を忘れずこれからも大切にしたい。また、このi-podを通じて、成長しまた広島に帰りたい。

2008年8月3日日曜日

『10000時間』続けること

日本から予備校時代の恩師、加藤先生が来て、上海⇒杭州を楽しんだ。先生には悩める浪人時代、現代文の授業で初めて出会い、現代文の授業にとどまらず、

読書の魅力、良書の読み方、一般教養の大切さといった、知的好奇心。
中国の発展状況への興味、仕事の選び方、といった、キャリアデザイン。
朝5時起き、資産運用、ハガキを大切にする、フェリーでの旅といった、ライフスタイル。

など多く学ばさせていただいた。

今は日本の悪徳業社に騙される人が多い日本が許されないという動機から、45歳になろうとされている年齢にも関わらず、高校や大学の教壇に立たれつつ、司法試験に挑戦されている。

近況報告、中国の現状、日本の現状、家族のことなどお話しつつ、上海の南京東路、上海⇔杭州の高速列車『和諧号(CRH)』、杭州の景色を楽しんだ。

お話の中で、「10000時間何かを続けたらきっとそれは自分のものになる。」という言葉は心にぐさっときた。先生もこの言葉は法科大学院の教授の方から教えていただいた言葉で教訓にしているそうだ。

ちなみに、24時間×365日=8760時間なので、10000時間は一年と約52日という時間の長さだ。
ただ実生活には食事、睡眠、人づきあい、余暇などあるので、一日それに10時間とれたとしても、1000日はかかることになる。

自分は何に10000時間費やすかということがまだ絞りきれていない段階ではあるが、今これまで続けてきたことで、これからも続けていきたいことは、中国でのマーケティングかと思っている。といってもまだ2000時間弱だろう。この2000時間を大切にしつつ、またその中でももっと具体的に大きな志を持った対象を作れるようにしたい。

明日は仕事が終わった後食事して、明後日でお別れだ。限りある時間だが、いろいろお話できればと思う。

                     杭州青年ユースホテルのカフェにて

2008年8月2日土曜日

想いを実現するためのスキル

夕方列車の乗って上海に戻ってきた。特急列車の和諧号は金曜日ということでチケットが売り切れてしまっており仕方なく2時間弱かかる快速列車の切符を購入した。今回帰った目的は19時から開かれる上海マーケティング勉強会という毎月開かれている勉強会に参加することと、日曜日に予備校時代の先生が日本から上海に来られるのでお会いするためである。

16時15分に赤い列車は杭州を出発したギリギリで購入したチケットのためか、寝台座席の片隅が自分の席だった。列車で旅をする時なら寝台座席の前の席の人といろいろコミュニケーションを積極的に試みるが、さすがに杭州⇔上海間だけの移動なので、話しかけずずっと本を読んでいた。18時20分に上海に到着し急いで勉強会会場へ向かった。

今日のテーマは大手外資系広告代理店の方による『中国でのマーケティングはおもしろい!』
というものだった。自分はこれから何をとことんやりたいんだろう?と考える日が続いているが、やはり学生時代からずっと興味を持っている、中国でのビジネス。その中でもマーケティングというのはもしかしたらとことんやるに相応しいかもな。と少し思っているから興味深いテーマなので杭州からの強行参加を決めた。

内容は、その方のこれまでの仕事の経歴、簡単なマーケティングの方法、中国での成功事例、上海で働く事の面白さ、質疑応答というものでこれからの仕事で活かせるなと思えることを拝聴できた。

中でも、ご自身の経験談から、気持ちだけでなくしっかりとした理論武装もしなければ相手に伝わらないというお話をされていた時、「理論構築と客観性は想いを実現するためのスキルである。」と言われていて、自分にあてはめられることができた。これまでこのビジネスは!!と熱く燃え上がるような気持ちになっても、それを落としこめるだけの方法を知らない自分を感じることがあるからだ。

今日の勉強会を通じてこれからやるべきネクストステップとして
○理論構築ができるような方法論をしっかりこれから学ぶ。
ということを心がけたい。
そして、それに加え最近思い続けている、
○熱い気持ちを持てる対象をじっくり考え見つけ出す。
を組み合わすことができればいいなと思う。

2008年7月20日日曜日

厳しく言ってくれる人

上海に金曜日戻り出張で上海に来ているおじ(母の兄)と会い、食事をした。
おじは3か月に1回のペースで上海出張に来ており毎回食事をさせてもらっているので、3か月ぶりの再会となる。今年の8月から東京で就職する学生のころからの中国人の友人も、これから一人で東京生活なので東京によくいるおじと何かあった時連絡をしてほしい。食事の前に少しだけ通訳をしてほしい。ということで同行してもらった。

おじにはこれまで上海に来る度に、また僕がおじが一緒に住んでいる兵庫の祖母の家に行く度にいろいろ話させてもらっており仕事の仕方からファッションセンスまでいろいろ指導してもらっているが、とても辛口で、厳しいことを言うが、優しさも兼ね揃えている人だと思う。

ホテルで合流し、自分の近況を報告し、通訳の手伝いをし日本料理屋栄で食事をする間、辛口の嵐だった。
●自分が本当に何やりたいかも分かってないのに、何かやりたそうなフリをしているだけ。
●起業したいって言って何するの?でかいことばっかいって具体性がまったくない。
●心のどこかで親に甘えてる部分があるんじゃないのか。
●結局やりたいことばっか探して現実から逃げているように思う。

ガツンとくるコメントばかりで、心が重くなるのを感じた。

また、今日同行してもらった中国人の友人は、後輩ながら思ったことをストレートに言う性格でこれまで何度もここが悪いと指摘を受けている。ただ、大変努力屋だし、優秀で、この度全中国600人の中から2人選ばれ日本での就職を手にいれている女性で、彼女から刺激を受けることは本当に多い。

おじの指摘に加え、友人もこれを機に僕に言いきれなかった指摘をする雰囲気になって、
●人とのコミュニケーションが下手だと思う。相手に不快感を与えずコミュニケーションをできるようになった方がいい。
●目的を共有しておけば、過程は指摘する必要が無いと思うが、過程を否定することがある。
●服のセンス改めた方がいい笑

などなど、家族の中で一番辛口、友人の中で一番辛口の2人との会食になり、心も身体もボロボロになりそうだった。

しかし、辛さの反面、うれしさを感じた。こんなに言ってくれる人なんてそうはいないな。
そして、そこから這い上がろうとしなければならない自分を準備していく自分を感じ、
その心境が心地よかった。この心地よさが自分の成長につながるのかな。と思い、
厳しく言ってくれる人は本当に大切にしないといけないなと思う一日だった。

おじさん、友人のD、に感謝。次会う時は同じことを言われないようにしたい。

2008年7月12日土曜日

情熱大陸@tudou.com

『情熱大陸』は刺激をもらえておもしろい!主題歌の葉加瀬太郎のエトピリカは毎朝聴いてやる気もらってる。と上海留学時代に知り合い、現在はニューヨークに留学している友達が話してくれ、彼の学びに対する姿勢にはいつも驚かされているので早速自分もtudou.comという中国の人気動画サイト(日本では著作権の関係で見れないが。。)で情熱大陸を調べてみるといくつかヒットした。tudou.comの閲覧者は中国の若者が多いのでアップされている登場人物は、ジャニーズ系だったり、アイドル系が多い。(職人系は見つからなかった)

ヤマピー、ニノ、福山、BOA、上野樹里、土屋あんな(敬称略)、日本にいたらあまり興味を持たないジャンルだけど、登場人物はともかく『情熱大陸』を見たい!という気持ちで見てみた。

ヤマピー、ニノを見終わって、ジャニーズすごい!アイドルすごい!と見直した感覚になった。何かに向かって走っている姿が眩しく、置いていかれたくないという気持ちにしてくれた。そして、他の登場人物もどんどん見ていった。福山雅治以外、自分とあまり歳は変わらないのに、この映像を通して中国の若者に刺激なり感動なり与えている。

以下印象に残った場面やコメントを箇条書きにしておく。

山下智久
●小学校から5年間日記を書いている。
●母子家庭で育って母ちゃんを楽にさせたいと思った。
●芸能人にあこがれそれを叶えたかった。
●自分がやっていることに誇りを持ってる。どんなな仕事でも全力で取り組める。
●何かを得ようと思ったら、何かを捨てないといけない。

二宮和也

●1983年生まれ25歳
●硫黄島からの手紙で映画デビュー。ベルリンでドイツ女性のファンが増える。映画で俳優としてどういう経験をしたのか?という質問に対しては、「ただ本当にたんたんと伝えることを考えてきました。」と答える。
●世の中の若い男にジャニーズってだせーよなと言われるとすごく面白く感じる。反発される方がいやすい。
●ゲームやってる方がいろんなことが入ってくる。やってないと自分の考えが入ってきちゃう。
●やりたいポジションはキャッチャー。
●アイドルって空気読める人が多いと思う。何を求められるか分かる。自分主導で生きたことはない。
●本気ですから。

BOA
●当時19歳
●13歳で韓国で大ヒット。日本5年14才で日本へ。日本で、韓国で、アジアで大活躍。
●並はずれた歌唱力。言葉の壁を超えた表現力
●これまで人の何倍も濃い時間を過ごしてきた。
●外国人の女の子が外国語で自分を出さないといけない。
●泣いても何も変わらない。目が腫れるだけ。そういう時こそ笑えば、何か変われる。
●踊り過ぎて披露骨折の一歩手前。
●日本語の歌詞を書くのが楽しくなってきた。
●日本に初めてくるときに買った電子辞書を5年使っている。
●日本は身体が落ち着く韓国は心が落ち着く


福山雅治
●売れるってどういうこと?売れてない時って売れてない人が集まってくる。売れてない人同士がお金持ってないのに、お金じゃないって話はじめる。売れてないのに、売れるためじゃないって話すのは違うと思う。売れるのがすべてじゃないっていうのを知るためには売れないといけない。
●プロとアマの違いはプロは売れないといけない、でも売れることがすべてではない。
●ものづくりにおいて精神の目指すところはアマチュアだ。自分が創りたいって思ったものを創っていいんだと思った。はじめてアマチュアになれた。
●プロジェクトってちょっとの理解と多くの誤解を生む。
●カメラマン植田正治81歳との出会い。80歳を過ぎてなお、少年のように写真に向き合う人。
●植田正治さんのように何でもないものを絵にできるか?自分の目の前にあるこの景色を好奇心にできるか?
●植田正治さんに比べ自分はなんて凡人なんだと思う。自分にがっかりする。何が自分に向いているんだろう?
器用貧乏。
●僕は福山さんにしっとする。若いころ福山さんくらいの情熱とまじめさがあったなら。
●幸福は真しに何かを求めるものだけに与えられる。
●コンサートでは一番遠いお客さんまで届くボールを投げることを意識している。
●照明から美術まで超一流を揃える。


土屋あんな
●22歳1984年生まれ
●20歳で結婚
●まっすぐで素直。人に媚びない。
●土屋にしかできないちょっと危ない役どころが回ってきた。
●基本的じゃないな動きだけど今となってはもう誰も何も言わない。
●一流スタッフに囲まれても自分の意見を主張する。どんどん自分を表現する。
●アンバランスなイメージがある。
●一体人間にとって外見って何なの?

上野樹里
●命がけで向かってくる。人として信用できる。
●分からなかったらできない。ちゃんと感情が分かってからやりたい。


前回の日記で『狂気を持って臨める事業の見つけ方』を書いたが、
『情熱大陸』に出る人はみんな何かしら狂気じみたものを持っているように思う。
いつか『情熱大陸』に出てみたい。というか、出演できるに値するだけの事業や日常生活を見つけ出したい。

2008年7月11日金曜日

狂気を持って臨める事業の見つけ方

大学を卒業して1年と4ヶ月が経つが、なんで働くんだろう?なんで働きたいんだろう?何したいんだろう?と考えているが、その答えが以下の三つのポイントが重なり会うところにあるような気がしている。

●意義を感じる
誰もやったことの無い自分にしか(自分たちにしか)できない新しいことに挑戦している
数百年の伝統的なもので自分にしか(自分たちにしか)守り続けることができないこと
多くの人が求めていて、自分の論理感に反しない
社会がより良き方向に向かうために自分は(自分たちは)何ができるか何をすべきか考え続けている
自分たちで価値を創出している

●自分が変化の激しい社会で生きていき進化するために十分自己投資できるお金が得られる
情報を取得するために最新のパソコンを買ったり、買いたい本や調べたい資料、通いたい講座やセミナーに参加できる
会いたい人と予算を気にせず過ごせる
おいしいご飯や便利な生活で健康に気を使える
他人に与え続けることができる

●仲間がいる
同じ目標を持ちそれに向け切磋琢磨できる
頭が良く自分の知らないことを知っていて刺激を受けられる
こんな人に自分もなってみたいと憧れる
自分の存在が仲間の成長に繋がる

三つのポイントを円にして三つの円が重なるところを追求できている時、楽しくって仕方がない事業があり、それを達成するためにまるで狂気を持っているかのようにひたむきに臨めているんだろう。狂気を持って臨めるというのは、睡眠時間を削ってもボロボロになってでも達成したい、それを成し遂げるために自分を磨こうとする、毎日ご飯がおいしい、というイメージをしている。

自分に厳しく、かつ必要な情報を確実に吸収しつつ狂気になれるところを見つけていきたい。
そして事業を見つける上記の三点にもまだ足りない部分があるかもしれないから更新できるようにしたい。

2008年5月27日火曜日

朝会

今日から学生のころの仲間とウェブを使って朝会を始めることになった。朝6時10分~6時40分まで、どんな展開になるか楽しみだ。たった30分の時間だけど、新しい発見になればいい。

杭州生活にもだいぶ慣れてきた。朝起きると家のとなりの山から小鳥の声
が聴こえとても空気がいい。日本の田舎町を思い出させてくれるのでうれしい。

2008年4月24日木曜日

態度能力

早稲田大学名誉教授の本明寛さんの「態度能力」という概念をあるセミナーで知り、興味深かった。是非本を読んでみようと思う。

それによると、人間のパーソナリティは中核に気質、次に性格、態度、役割行動と分けることができるそうで、

気質⇒遺伝子的要因が強い
性格⇒幼少期の親との関係(特に母親)によって形づくられる
態度⇒「良い態度」を努力によって獲得することができる。
役割行動⇒自覚的に「良い態度」を積み上げていくことで、仕事の様々な局面に応じて成果に結びつく役割行動をとれる基盤が自分の中に整う

とのことで、前の2つの気質と性格は生まれ育った環境により決まるものでなので、「良い」、「悪い」、という評価をするものでなく、自分も他人もそれを素直に受け入れるべきであるり、一方、後ろの2つの態度能力と役割行動は学習と経験によって習得できる後天的な能力であると言えるそうだ。

企業としては、「良い態度」や役割行動を目指す人材像への成長を導いていくことが望ましい発展であると言える。

意外だったのは性格が生まれ育った環境、特に生まれて3年間の母親との関係で決まると言われている。ということだった。自分の母と3歳までどういう関係だって今の自分があるんだろうか?今度実家に帰ったら聞いてみよう。また、これから人と接するとき、その人のお母さんがどんな人なのか興味を持ってしまいそうだ。

中国に来て、国籍の違う人と接すると、え?と思うことが結構ある。身近で言えば地下鉄の入口で並ばなかったり、ゴミの分別をあまりしなかったり、街や地下鉄駅の公共ゴミ箱に幼い子供を抱っこして便をさせていたり、、と。

ただ、そういう場合は、上の学びから

STEP1として
「良い」、「悪い」、という評価をするものでなく、自分も他人もそれを素直に受け入れる。
STEP2 として
その行動に対して僕は●●と思ったけど、そちらはどう思うか?果たして僕たちが共存する上で、「良い態度」とは何なのかね?と意見交換(時間が無い場合は無関渉になってしまう)
STEP3 解決

というSTEPを踏めるようになれればと思う。

2008年4月23日水曜日

ふとした一言

今日の午後、『中国内販セミナー』というセミナーに参加した。
世界の工場から世界の市場へと見方が変わりつつ中国で、いかにうまく販売をしていくかについて、三名の講師の方が、調査の方法、広報の方法、営業の方法という三つの項目で講演をしてくださった。

そこで一番はじめの講師の方の、市場調査の方法についてのプレゼンの中で、
「調査する前には、まずデザインを作る、この調査デザインが肝心」

という言葉を聞いた瞬間、これまで考えていた事業プランとリンクして、新たなビジネスアイデアが天から降ってきた!そして真白な紙に天からのお声にしたがってどんどんアイデアを書きなぐっていった!  

というのは大袈裟だけど、たった一言が自分の想像力を存分に引き出してくれたことがとてもうれしかった。こんな風に、事業を創る。という目的意識を持って生活しながら、知識や情報を頭に入れていくと、ふと思いも寄らないアイデアが出てくるからおもしろい。また、一緒にやっている仲間からも思いもよらないアイデアが飛んでくるからそこもおもしろい。

今日天から降ってきた事業アイデアが、事業化できて、利益を上げられるかはまだわからないが、思いついたこと、感じたことをどんどん形にしていきたい。
芸術家やアーティストのことをすごいと思うのは、自分の感性とか気持ちを見事に形にして世に送り出していることだ。自分は楽器もできないし、絵も得意じゃないけど、ビジネスというシーンで、自分の考えを存分に発揮していきたい。

2008年4月20日日曜日

上海で開かれたアントレセミナー

先日月曜日上海でJBN主催のセミナーがあり参加してきた。
今回のセミナー、参加費が500元かかったが、3月に東京に行った際、成田空港で偶然出会った講演者である本田直之さんの『レバレッジ人脈術』がとてもおもしろく、また以前読んでいた『パーソナルブランディング』の訳者をされている方でもあるので、是非生で話が聴いてみたいという気持ちが強く、思い切って参加してみた。

上海では日本と違って、自分で出たい!と思うセミナーの数が少ないので、日本で著名な方が来られセミナーをしてくださるのはとても勉強になりうれしいことだ。セミナーの内容は、5人の経営者の方が、それぞれの視点からマネージメント、成功体験などをパネルディスカッション形式で話していくものだった。

5名の経営者の方それぞれが独自の経営手法や、自身で築き上げた価値を持っているようで、成功の法則は人をそのままマネするのではなく、人から学び自分なりの答えを社会に表現していくことかなと思えた。
他人や社会に貢献できる自分の価値を高めていき、人前で話し、多くの人に気づきを与えられるような経営者になろうと、やる気をもらうことができた。

またセミナーでは思わぬ出会いに巡り合えることができとてもうれしかった。

一人目は、タイ株の第一人者として日本で本の執筆もされている方。中国株は既に多くの日本人も興味を持ち始めているが、この方はまだあまり誰も注目していないがチャンスが眠っているタイ株に目を付けてとことんそれに取り組まれている。一緒にお話させてもらったり、その後上海の街を散策されてもらい時間を過ごさせてもらっていると、これまで日⇔中という視点しか持っていなかった自分に気づくことができ何か視野が広がった気持ちになれた。

二人目は、横の席だった上海でテニススクールをやっている方。話を聴いているとテニスがとてもおもしろそうだったので、木曜日早速テニスに行ってきた、木曜日20:30~22:00、ナイターのコートは気持ちよく、気分転換には持ってこいだと思った。大学のころ少しテニスはかじった程度なので、ボールが思うように飛ばなくまだまだ下手くそだ。毎週木曜90分、練習して趣味を一つ増やしたい。

そして、三人目は、こちらでインターネット広告の会社を経営されている方。以前何かのインタビュー記事で仕事以外の時間は野球をやっていると書いてあったことを覚えていたので、「野球僕も好きなんです。」と話すと、「是非参加してほしい」と快く迎え入れていただけ、5月から野球を週1回で再開することになった。

500元のセミナー、高いかなあ。と参加するまで思っていたけど、5名の経営者の方のお話や、3名の方との出会い、とても価値があるセミナー参加となった。
これからも学びに対する投資は積極的にしていきたい。

2008年4月10日木曜日

野球と経営

幼いころから野球をやってきた。

3歳の時に、父に教えてもらい、幼稚園では先生にピッチャーをしてもらい、帰ったら家の前の壁を使って一人でキャッチボールをしていた。

小学校ではチームでの練習に加え、家に帰って素ぶりやティーバッティングを時間を見つけてはやっていた。六年生までチビでヒリキなバッターで、なかなか打てなかったけど、六年生の最後の方にヒットが量産できた。ホームランも初めて打てた。

中学校では、初めて硬式のボール(それまではソフトボール)をマシンで打って、はじめ見学でチームの練習に参加した時、硬式ボールを打った時の手のシビレが痛すぎて、昼休みに父の前で硬式やりたくないと泣いてしまった。しかし練習を続けてマシンのスピードボールにも対応できるようになった。

高校では、1年のころは高校野球においてはパワーの無い小さなバッターだって、学校のグラウンドの端から端までを使ってやるロングティーでは、全然距離が出なく、実践でも結果が出なかった。だけど毎日練習をして、朝練をして、人よりも多くティーバッティングの数をたくさんこなすことを意識していたら、三年生になるころには、ロングティーではボールが端から端までを越えて校舎を超えるまで距離を伸ばせたし、実践でも長打を打てるようになった。

大学では高校までに身につけた技術と自信でサークル野球ではあるけど野球を楽しみながら野球ができるようになった。

毎日続けていればできないことは無い。野球で培ったこの感覚を大切にこれからも生きていきたいと思う。

これからは経営者になろうとしている。まずは業種(競技)を定めて、日々鍛練していけば、野球と一緒で得意になるだろう。どの業種だと野球のように自分を高めることができるか、これも日々追い求めていき自分が覚悟できるように、自分の内なる声を大切にしつつ、知識と情報を集めていきたい。

『人事を尽くして天命を待つ』という言葉があるが、これは、ベストを尽くしたら後は天を待つだけでリラックスしていなさい。という意味ではなく、人事を尽くした時にふと聞こえてくる天の声があるのでそれに従っていきなさい。ということだと龍村仁さんという方が言われていたことから、成長したら成長した分だけその時に見えるものが変わってくる。ということだと理解している。
バットをたくさん振れば、打つべきボールがたくさん見える。身体が打てる!と勝手に反応してくれる。
人事を尽くす毎日の生活が大切だ。

2008年4月6日日曜日

器を広げるために

MIXIの紹介文に起業する目的の一つに『多くの人を幸せにする』っていう言葉を使っているが、使っておきながらそもそも多くのって何?何人?何を持って幸せと言うの。とは感じる。

自分に近い人に自分の存在によって幸せを感じてもらい、その範囲をじょじょに広まり、多くの人に行きつくのかなと思う。そこに行きつくまでに、自分が、自分の会社が提供できる価値を大きくしなければいけない。

まだまだ提供できる価値が少ない今も、例えば、近所の人に挨拶してその人が一瞬だけうれしくなるとか、その一日の仕事のやる気がでるとか、その人が持っていない価値(日本語とか日本酒の知識とか、自分の経験とか)今自分が持っている価値を惜しみなく提供していくことから始めようと思う。

いかなる成功も家族の失敗を償うことはできない。本当に大切な人たちとの関係がうまくいってないといけない。とどこかで聞いた話だけど、自分が大切にできる人を日々増やしていこう。

2008年4月4日金曜日

宇宙ビジネス

土井宇宙飛行士が、有人宇宙施設「きぼう」船内俯瞰室などのミッションを終え、地球に無事戻ってきたそうだ。ホームページで映像が見れるが宇宙で普通に過ごしている姿は何か不思議な感じだった。

また、今年5月には星出宇宙飛行士が細胞バイオなどをするための船内実験、12月には若田宇宙飛行士が日本で初めて3~4か月滞在の実験に飛び立つ予定という。土井宇宙飛行士の滞在は15日で、15日も宇宙!?と思ったが、さらに12月には若田宇宙飛行士は3~4か月も宇宙に行き実験をするのは驚きだ。上海に3か月行ってきます。とはスケールが違う。このニュースをPODCASTで上海を歩きながら聴き、人間の可能性、進化のすばらしさを改めて感じた。

宇宙に関して、スピンインとスピンオフという言葉があるそうで、
スピンイン:民間分野の優れた技術を宇宙に積極的に入れ 宇宙開発計画で活かしていくてこと。
スピンオフ:宇宙の技術を民間の分野に活かしていくこと。(EX そもそも 地球と月との距離を正確に測るものだった技術が、カーナビ、GPS レーザー で活かされている。その他、キリンビールの缶、ミズノのスポーツスパイクでも活かされている。)

これからは特にスピンオフが注目されていき、宇宙での成果を実際の産業に活かしていくことが増え、3兆円規模になることが見込まれているそうだ。進化、新しい価値をとことん追求していく宇宙産業。何か自分も関わってみたい。

2008年4月3日木曜日

『情報』と『知識』

何も無いところからビジネスを創るためには、今何が社会で求められているかを知り、それをどう提供していくか考える。その際に、

『情報』と『知識』 

この二つの言葉が重要だ。
これからこの二つの言葉を優先させ、行動していきたい。
(例えば、中国語を勉強する時、リスニング、ヒアリング、リーディング、スピーキング、ライティング、グラマーと学ぶ分野が分かれている場合、情報、と知識を得るために一番使える、リスニングとリーディングを優先的に伸ばす)

ちょうどそんなことを考えていた時、田坂広志さんが、時間の使い方についての講演を耳にすることができ、大変参考になった。

以下講演内容を参照

-―――――――――
『ウェブ2.0が主流になっていくでも変わらない時間の断り』
過去7年でおこったことが1年でおきるドッグイヤーならぬ、18年で起きていたことがたった1年で起きてしまうマウスイヤーとも言われるこの時代、時間というものがどのように処するかは大変重要である。

世の中ではよく、時間は誰にとっても平等にある。と言われるが、果たしてそれは本当だろうか?
私はそうは思わない。なぜなら、実は時間には二つの尺度があると思うからだ。
一つは長さ。これは誰にとっても平等。一日は24時間、一年は365日。

もう一つは密度。これは実は人によって極めて不平等。同じプロジェクトで同じように過ごしても、何をつかんだか、何を学んだか、人によっては一つだけの知恵を得た人もいれば、人によっては百もの大切なものを学べたということがあるように、同じ時間でも時間の密度は人によって全く違う。

したがって、時間に処するために、時間の密度をどうすれば高めることができるのか?を考えていかなければならない。

時間の密度を高めるために以下の三点の力が重要である。

①感得力 (現在の時間の密度が高まる)
一つの仕事をしている最中、何を学ぼうとしているかと、考えることも大切だが、それだけでなく、感じることの方が時間の効率は速い。直感力、洞察力、対局力。一瞬のことに対応できる力を身につけること。別の人が3時間考えても学べないことがある人にとっては、一瞬の経験が大切になる。感じて、何かをつかみ取る、経験そのものから得られるものである。

②反省力 (過去の時間の密度を高める)
一つの経験を振り返って、心の中で追体験をする。そこから何を学ぶべきか反省する。例えば今日を振り返って、一日何があり、掴めただろうと30分考えるだけで、過ぎ去っていった時間が何倍のも密度にもなる。

③想像力 (未来の時間が高まる)
未来に何が起こるか想像してみる。前体験というのを頭の中、心の中でしてみる。特に、その想像力の中で、ビジネスの基本は人の心を感じ取る力であるから、そこに関わる人たちがどのような人で、どのように心が動くかを考えることは効果的である。

-――――――――――――――

社会起業家に関する講演といい、上の三点といい、なるほどという感じだ。

①、②、③の考え方で、常に『情報』と『知識』を意識して、自分の視野を今よりも広げたい。早速実践しよう。
人類が身体では無く、頭を使って働いて価値を創出することが多くなってくこれからの時代の進化。この時代に社会に価値を還元できるように、24時間を有効に使い、『情報』と『知識』を集めてきたい。

2008年4月1日火曜日

社会起業家

田坂さんという方の社会起業家についてのスピーチ、説得力があり、社会起業家という言葉に結構しっくりくるものを感じた。

以下田坂さんのスピーチより印象的だった言葉を抜粋
-―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――-―――――
●なぜ私は世界を変えたいのだろうということです。

●人間の意欲というものは、1つは欠乏感からくる意欲があります。しかし、我々の持ちうる意欲にはもう1つあります。「感謝」から出る意欲です。

●我々は本当にちっぽけな存在なのでしょうか。欠乏感で生きていく人間なのでしょうか。そうではないと思います。

●60年戦争の無い時代を生きていて、世界第2位の経済大国で、科学技術は最先端で、高齢化社会 が悩みとなるほど長寿で、誰もが高等教育を受けられる。

●世界中のメディアがWEB2.0革命を論じている中、一番大事な変化はなんでしょうか。ボランタリー経済、あえて日本語で言うと善意の経済が広がってきていることが、私は一番大事だと思います。

●ヘーゲルの弁証法であるように、世界は螺旋のように発展しています。上から見ると同じところに返ってきているのですが、実は一段高いところへと発展しているのです。今、我々が見ている経済は昔の贈与経済とは違う。

●そしてその反対にあるのが今、この場のテーマである社会起業家です。ここにボランタリー経済とマネタリー経済の見事な融合がある。

●社会に貢献すれば利益を上げるのではない、社会に貢献するために利益をあげるのです。

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なんで起業したいのだろうと考えると、社会に進化をもたらす新しい価値を提供しすることで社会にコントリビュート(貢献)したい。っていうところかなあと思っている。
田坂さんの言う、ボランタリー経済とマネタリー経済が見事に融合しているという今の時代に、自分は何をもって、社会にコントリビュートできるのだろうか、これから考えていきたい。

上を考える時、なんで進化しないといけないの?と思うが、昨日読んだ松下幸之助さんの本には、『天地自然の中から真理を見出そうとする。生成発展して、繁栄する社会を作るというため。』と書いてあった。もっといろんな本を読んで自分なりの答えを探したい。

2008年3月29日土曜日

なぜ起業したいのか

なんで起業をしたいのだろうとここ数日考えているが、なんとなく自分なりの答えが見えてきている。

『新しい価値』、『イノベーション』、『自分達にしかできないこと』。っていう言葉を起業をするにあたりキーワードに、アイデアや知識のパワーを使って、パイオニア、冒険者のように新しい領域へ進んでいき社会にコントリビューション(貢献)していきたい。から起業したいのかと思う。

もちろんお金も稼いでみたい。ただ、起業をする目的が、お金を稼ぐことだけなら、そのサービスや商品の需要がある市場で、誰かがやった同じ価値を同じように提供していけばよく、世の中にどんなインパクトを与えただろうかと考えてしまう。それなら自分でやならくても、その会社の人がやるし、その価値を創出したいならその会社に入ればいいって話だ。

社員や投資家、ライバル企業、関連会社、消費者がドキドキハラハラ、神秘的なものへ期待に胸をときめかせられるような新しい価値を生み出し、人類に役立つ可能性を追い求められる事業をいつか創ってみたい。目標は30歳までに!

2008年3月26日水曜日

東京滞在NO2

東京での6日間で学んだこと6点。

■社会にとって、インパクトがある事業を創ろう
■相手と向き合う時は、いかにしてその人の才能を開花させようと考えるようにしよう。
■大きなビジョン(大義名分)とお金を稼ぎたいっていう2つの項目を対立させて考えるのではなく、別の円として考え、2つを最大限に目指そう。
■自分が何をやりたいのか、もっとはっきり、自信を持って表現しよう。
■目指すはインターナショナルとかグローバルとか、言わないで、実施することで自然とインターナショナルなりグローバルになっていくような、大きなテーマを見つけよう。
■もっと考える時間を増やそう。考えて考えて、自信+ロジック=すばらしい事業 を達成できるようになろう。

24歳と9カ月、まだまだ成長していかなければ。
仲間が大学を卒業した。新たな旅立ちに出る彼女、彼らを応援すると同時に、価値を提供できるように自分も伸びていきたい。

2008年3月25日火曜日

東京滞在

東京から帰宅。

研修、FB総会、会った人との会話、

学び多き6日間だった。

自分が結局何をしたいのか、考えすぎるほど考えて突きつめて、
行動を始めるべきだと分かったことが一番の収穫。

上海で新たに頑張ろう。

2008年3月13日木曜日

仕事と事業

「仕事と事業は違う。」

この言葉を聞いた時はいまいち意味が分からなかったのだけど、最近やっと分かってきた気がしている。

仕事→自分で作業をする。与えられた役割を自分の専門知識を武器にこなす。
事業→多くの人が作業できる仕組みを作る。役割を与える。作っては直しを繰り返す。

経営者には、後者の事業をする。という考え方と、能力が欠かせない。仕事と事業、使う頭の場所が違うというか、鍛えるべき能力が違うのではないかと思う。

組織をつくることのメリットは、一人ではとてもできないことができるようになること。だと学生時代に作った学生団体を思い返して感じる。

事業を作れる専門性を是非とも身に付け、多くの人が楽しく働き社会に抱える問題、を解決していき誰かの進化に役立つような経営をしたい。