2008年3月29日土曜日

なぜ起業したいのか

なんで起業をしたいのだろうとここ数日考えているが、なんとなく自分なりの答えが見えてきている。

『新しい価値』、『イノベーション』、『自分達にしかできないこと』。っていう言葉を起業をするにあたりキーワードに、アイデアや知識のパワーを使って、パイオニア、冒険者のように新しい領域へ進んでいき社会にコントリビューション(貢献)していきたい。から起業したいのかと思う。

もちろんお金も稼いでみたい。ただ、起業をする目的が、お金を稼ぐことだけなら、そのサービスや商品の需要がある市場で、誰かがやった同じ価値を同じように提供していけばよく、世の中にどんなインパクトを与えただろうかと考えてしまう。それなら自分でやならくても、その会社の人がやるし、その価値を創出したいならその会社に入ればいいって話だ。

社員や投資家、ライバル企業、関連会社、消費者がドキドキハラハラ、神秘的なものへ期待に胸をときめかせられるような新しい価値を生み出し、人類に役立つ可能性を追い求められる事業をいつか創ってみたい。目標は30歳までに!

2008年3月26日水曜日

東京滞在NO2

東京での6日間で学んだこと6点。

■社会にとって、インパクトがある事業を創ろう
■相手と向き合う時は、いかにしてその人の才能を開花させようと考えるようにしよう。
■大きなビジョン(大義名分)とお金を稼ぎたいっていう2つの項目を対立させて考えるのではなく、別の円として考え、2つを最大限に目指そう。
■自分が何をやりたいのか、もっとはっきり、自信を持って表現しよう。
■目指すはインターナショナルとかグローバルとか、言わないで、実施することで自然とインターナショナルなりグローバルになっていくような、大きなテーマを見つけよう。
■もっと考える時間を増やそう。考えて考えて、自信+ロジック=すばらしい事業 を達成できるようになろう。

24歳と9カ月、まだまだ成長していかなければ。
仲間が大学を卒業した。新たな旅立ちに出る彼女、彼らを応援すると同時に、価値を提供できるように自分も伸びていきたい。

2008年3月25日火曜日

東京滞在

東京から帰宅。

研修、FB総会、会った人との会話、

学び多き6日間だった。

自分が結局何をしたいのか、考えすぎるほど考えて突きつめて、
行動を始めるべきだと分かったことが一番の収穫。

上海で新たに頑張ろう。

2008年3月19日水曜日

新しい部屋

上海に来て、三回目の引っ越しをした。広島の実家を離れ、自分で家を借りてすむのは大学1年生のころからだけど、かれこれこれで8回目の引っ越しになる。

大学一年 ロフト付き1DK
はじめて一人暮らしができとてもうれしかったことを覚えている。
大学二年 3LDKで一か月50000円
昭和風の家。ちょっとかわった安くて広い部屋という条件で探した結果見つけられた。
大学三年 上海のボロボロアパート
82歳の上海のおばあさん(他人)と玄関を共有するタイプ。上海の生活観に触れられる体験だった。
大学三年 上海のマンションで友人とシェアリング
留学仲間であり学生団体の仲間でもあるT氏との3ヶ月間ながら実りのある生活だった。リビングにはいつも日中の団体仲間が集まりミーティングを開き、T氏との共同で小さな書斎を作った。
大学四年 京都鴨川沿いの女性専用マンション
カナダに留学していた妹の部屋に居候
社会人 上海のマンション
    フランス風歴史建築物認定アパート
どちらも上海ならではの建築だった。

今回の家はなかなか気に入っていて、4階建の一軒家の3、4階を使わせてもらうというなんとも複雑な家。1階には三世帯が住んでいて、2階には昼間はパソコンの前にかじりつきの元大学教授、現個人投資家といった構造。

小学校のころから、自分の家に誰かを呼ぶのは結構好きなんだけど、この家もそうなればいいと思う。理想の家は、犬を飼えて、絶え間なく刺激的な知り合いが遊びに来て、光が多く入り、自分の個性を表現できている家。早速自分らしい部屋づくりを始めたい。

2008年3月13日木曜日

仕事と事業

「仕事と事業は違う。」

この言葉を聞いた時はいまいち意味が分からなかったのだけど、最近やっと分かってきた気がしている。

仕事→自分で作業をする。与えられた役割を自分の専門知識を武器にこなす。
事業→多くの人が作業できる仕組みを作る。役割を与える。作っては直しを繰り返す。

経営者には、後者の事業をする。という考え方と、能力が欠かせない。仕事と事業、使う頭の場所が違うというか、鍛えるべき能力が違うのではないかと思う。

組織をつくることのメリットは、一人ではとてもできないことができるようになること。だと学生時代に作った学生団体を思い返して感じる。

事業を作れる専門性を是非とも身に付け、多くの人が楽しく働き社会に抱える問題、を解決していき誰かの進化に役立つような経営をしたい。

2008年3月12日水曜日

うれしかったこと

大学のころ仲間と立ち上げた団体の後輩が団体の今後について話し合うのでということで、夜彼らが泊まっているホテルでのMTGに参加してきた。

これまでは、団体がどうなっていくのか不安で、何かヒヤヒヤしながら後輩と話していたような気がしたが、その夜は彼らが語るビジョンや、行っているMTGの態度からこれまでに感じたことのない、後輩から感じる可能性のようなものを感じ、こちらがワクワクさせられうれしかった。

08年8月に向け、これから上海、東京、京都で同時進行で運営が始まる。自分達が活動していた0506年より大きく育っていく団体をこれからも見守っていたい。

卒業生として彼らにできることは、彼らが何かを尋ねて来た時、自分の力を必要とされた時、気づきを与えることができるようなアドバイスやコミュニケーションをすること。卒業生でこんなに活躍している人がいる。ということを社会で表現し刺激を与える。団体の成長を祈る。というところだろうか。

今回感じた可能性が、また次彼らと会う時もっと大きくなっていることを楽しみにしている。

2008年3月9日日曜日

祖父の誕生日

父方の祖父が今日3月9日(サンキューの日)でめでたく92歳を迎えた。家族が祖父を囲ってケーキを食べている時に家に電話すると、元気そうな祖父が電話に出てくれ「100まで生きるけんの。上海万博の準備はすすんどるか?時代は変わるのお。時代についていけんわい。元気でがんばっとるけんの。」ととても元気そうな声を聞かせてくれてうれしかった。

数年前までは、家の前に座ったり、銀行に出かけたり、実家から少し離れた昔の家の修理をしたりと外出をしたいたが、ここ最近はずっとベットに寝ていている。だけど、ベットの上で、NHKのニュースを見たり、新聞を読んだり、語学の教科書を読んだりして、92歳になっても学ぼうとする姿勢を貫き続けている。

最近、歴史のある会社はどうやって生まれていったのか?ということに興味を持ち、エクセルに1856年(安政三年)から2008年(平成20年)と縦軸に打ちこみ、横軸には、歴史ある会社の経歴や、社会の出来事を書きこんでみていた。
それをしていると、今自分がここに存在するまでにどんな出来事があったのだろう?と興味がわき、その年の自分の年齢、祖父、父、母、の年齢、も横軸に記入し、自分が生まれる前のバックグラウンドを見える形にしてみた。

大正5年生まれで、大正、昭和、平成時代を生きている祖父は、法人化されたばかりの会社への入社、日本全国への支店の設立、満州国の支店開設のための出張、出兵、戦争の焼け野原、など日本の成長、繁栄、衰退、復興を経験している。

自分と同じ年だった24歳の時、昭和15年には何を見ていたのだろうか。どんな環境で生きていたのだろうか。祖父がどうな大志を抱き生きてきたのかは分からないが、自分たちが生きている平和な日本は、祖父や祖先の活躍が無くては考えられないことだ。

この時代に生まれた自分は、祖父や祖先の努力を無駄にせず、それに頼るだけにならないよう自分も今やらなければならないことは何なのかを自問し、自律し、人格を養っていきたいと思う。

おじいちゃんおめでとう!これからも健康に長生きしてね!

2008年3月7日金曜日

朝の学習時間

最近、起床→洗面→着替え、ですぐに家を出発し、家の近くの珈琲屋に行き朝食&読書をすることにしているのだが、これがなかなか上手くいっている。7時30~9時まで読みたい本を読みそれから出勤する。

朝決まった時間に起きるには、朝にやるべきこと(お客さんとの待ち合わせ)や本当にやりたいこと。があるのが一番よい。(小学校のころ、運動会の日は自然と早起きをしたような感覚)ということが分かり、今一番読みたい本を朝読むことにしている。

本を読んで、仕事に活かせること、実践したいことがあれば紙に書き込みそれをファイルに閉じていく。そのファイルに書いたことは、一日中意識して、実践に近づけていく。

不思議なもので、珈琲屋で朝を過ごすことで、頭が活性化しているせいか、ポッとやりたいことが頭に浮かんだり、おもしろいと思えるアイデアが出てくる。

朝の学び(INPUT)を昼、夜で実践(OUTPUT)するこの習慣を続けていきたい。

2008年3月4日火曜日

『大地』をいただいた

先日上海でお会いした、日本の全国で学習塾を経営されている方から昨日本を届けていただいた。
タイトルは『大地』1930年ころの中国のある一家の繁栄と衰退を描いた作品だそうで、中国のことを理解するにはもってこいだということだ。

全四巻、わざわざ日本から送っていただき(しかも新品で!)とてもうれしい。Hさんありがとうございます。
早速昨晩から読み始めたが、風景を頭にイメージしながら読み進めることができる、臨場感あふれる作品のようだった。

H社長は0から全国規模の学習塾やカルチャースクールを立ち上げ経営されているそうで、起業秘話を聞かせてもらい、一緒に上海を回りチャンスがどこにあるのかを見極める鋭さも感じ、夜中でもメールは必ず返信する仕事に対する取り組みを見れとても刺激を受けた。

本4冊に加え、簡単なメッセージが入っていたのだけど、カタカナでサインが書いてあり、ありがたさと同時にカラッとしたかっこよさも感じれた。
自分もあんな経営者、教育者になりたいものだ。

2008年3月3日月曜日