2008年8月3日日曜日

『10000時間』続けること

日本から予備校時代の恩師、加藤先生が来て、上海⇒杭州を楽しんだ。先生には悩める浪人時代、現代文の授業で初めて出会い、現代文の授業にとどまらず、

読書の魅力、良書の読み方、一般教養の大切さといった、知的好奇心。
中国の発展状況への興味、仕事の選び方、といった、キャリアデザイン。
朝5時起き、資産運用、ハガキを大切にする、フェリーでの旅といった、ライフスタイル。

など多く学ばさせていただいた。

今は日本の悪徳業社に騙される人が多い日本が許されないという動機から、45歳になろうとされている年齢にも関わらず、高校や大学の教壇に立たれつつ、司法試験に挑戦されている。

近況報告、中国の現状、日本の現状、家族のことなどお話しつつ、上海の南京東路、上海⇔杭州の高速列車『和諧号(CRH)』、杭州の景色を楽しんだ。

お話の中で、「10000時間何かを続けたらきっとそれは自分のものになる。」という言葉は心にぐさっときた。先生もこの言葉は法科大学院の教授の方から教えていただいた言葉で教訓にしているそうだ。

ちなみに、24時間×365日=8760時間なので、10000時間は一年と約52日という時間の長さだ。
ただ実生活には食事、睡眠、人づきあい、余暇などあるので、一日それに10時間とれたとしても、1000日はかかることになる。

自分は何に10000時間費やすかということがまだ絞りきれていない段階ではあるが、今これまで続けてきたことで、これからも続けていきたいことは、中国でのマーケティングかと思っている。といってもまだ2000時間弱だろう。この2000時間を大切にしつつ、またその中でももっと具体的に大きな志を持った対象を作れるようにしたい。

明日は仕事が終わった後食事して、明後日でお別れだ。限りある時間だが、いろいろお話できればと思う。

                     杭州青年ユースホテルのカフェにて

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