2009年6月14日日曜日

三つの誓い~26歳の誕生日~

26歳になった。中国では誕生日にケーキをカットする前に三つの誓い(三点目は発表しないで心の中で祈る。)をみんなの前でする。留学時代にこの風習を知ってから自分の誕生日でも、友人の誕生日でも誓いをするようにしている。結婚式でもそうだが、友人の前で何かを誓うことは、友人がその発言の証人となってくれるということだ。

26歳の三つの誓いは以下三点。

①「食と飲料を通じた社会貢献」というこれまで育んできた志をさらに大きく育み、心を定めて歩んでゆく。

②同僚でも上司でも部下でも、男でも女でも、中国人でも日本人でも、他人にも身内にも、誰に対してもいつでもどこでも誠実な態度で向き合い、誰に対しても正々堂々と自分の意見を主張できる人になる。

③( )


是非このブログを見てくれている人で僕が途中ぶれてるなと思ったら友として、証人として忠告してほしい。このように宣言して宣言を守り通すこと、守れてなく忠告を受けることが自分にとっての成長になる。

自分は誕生日の日の23時過ぎ、兵庫県の田舎の小さい病院でビルの谷間の風の音がヒューヒュー鳴る中生まれたらしい。田舎の病院だったためか、26年前の医療のレベルからか分からないが、生まれるまでは女の子だと思われていたそうで、名前はゆり子にしようと思っていたらしい。26歳の誕生日に初めて誕生秘話を母から聞け、もしもゆり子だったら今頃自分は何をしているんだろうか。と不思議な気持ちになった。

25年は計算してみると=9125日だった。9125日と考えるととても短いように感じるが、一日一日の積み重ねで今の自分がいる。これからも一日一日が将来の自分を確立させていく。一日一生の決心で、今日と言う日に全力を尽くしながら生き抜いていきたい。

2009年6月7日日曜日

本棚のある生活

「図書館のような部屋に住みたい。」と、本を好んで読むようになってから思い描いていた。思い描いてからウェブ上の架空の本棚を使ったり、大学時代の教授の本に囲まれた研究室を思い出したり、ドラえもんのワンシーンに出てくるある博士の部屋の壁すべてが本棚の知的な空間をカメラに納めたり、おしゃれなカフェで施されている本棚のデザインを絵に描いたりと、良いなと思った本との空間を記憶しておき自分ならではの本との空間のイメージし少しずつ増やしていっていた。

そして、3月の引越しの際、本棚が作れるということを条件の一つに大家さんのアーイと交渉した結果、木材を購入し、手作りで壁一面を覆う本棚を作るという契約を取り付け、念願叶って本棚のある部屋を実現することできた。

完成し、本をジャンルごとに並べてみるとこれまで読んだ後はばらばらになっていた記憶がすっきりするような感覚を覚え、また、自分はどのジャンルを多く読み、どのジャンルを避けているかという自分の読書の癖が分かったり、全体的にまだまだボリューム不足のようなのでこれからももっと読んでいかなければと更なる読書欲に駆られることができた。

本には、作者の人生における思考や行動など努力の結果が凝縮されているものが多い。特に所謂良書と言われる一冊は、こんな情報が約1000円で読めてしまって良いのかとすら思える。本棚は作ったものの、まだまだ図書館のような部屋にはほど遠いので、自分の歩む道を示してくれるような座右の一冊をこれからも探していき、本と共に成長していきたいと思う。