2009年1月29日木曜日

自分だけの特長的な資質

こんなテストが『さあ、才能に目覚めよう!』という本に紹介されていてやってみたが、なかなかおもしろい自己分析だった。自己分析をするには、本を購入→ウェブにアクセス→本の表紙裏に書かれているIDを入力→で簡単にでき、90問近くの質問に答える。


自分だけの特長的な資質

自分だけの特長的な資質
The Gallup Organizationが長年に渡って実施してきた調査によると、仕事を最も効果的に行うのは、自分の強みと行動を理解している人たちです。 このような人たちは、仕事や家庭生活で日々求められていることをやりこなす戦略的な能力に優れています。

自分にどのような知識やスキルがあるかを確かめることによって、基本的な能力はわかりますが、自分の本来の資質に気付き理解することによって、どのような行動を取ることで将来成功を収められられるかがわかります。

「自分だけの特長的な資質」のレポートは、あなたのStrengthsFinderの結果に基づき、上位5つの資質を強い順に並べたものです。 全34項目中、これらの資質があなたの強みの上位5つです。

「自分だけの特長的な資質」は、資質を最大限に活かし、将来の成功につなぐ手がかりとなります。 個々の資質に着目したり全体を概観することで、自分にどのような資質があるかをよく把握することができ、さらにそれらを強みとして成長させ、仕事やプライベートの両面で一貫してよい結果を得ることができます。

→自分の結果は、、、

包含

「もっと輪を広げよう。」これはあなたが人生の基本としている信念です。あなたは人々をグループの中に包含し、その一員であると感じさせたいのです。選ばれた者だけのグループを好む人たちとは正反対です。あなたは他の人を寄せ付けないこのようなグループとの関わりを積極的に避けます。 あなたはグループの輪を広げ、できるだけ多くの人がグループに支えられることによる恩恵を受けられるようにしたいと考えています。あなたは、誰かがグループの外側から中を覗いているような光景を嫌悪します。あなたは彼らが暖かさを感じることができるように、彼らを中に引き入れたいと思います。あなたは、本能的に寛容性を持っている人です。人種、性別、国籍、性格や宗教がどうであれ、あなたは人をほとんど批判しません。批判を与えることは、人の感情を傷つけるかもしれません。必要もないのに、なぜそんなことをしなければならないのでしょうか? あなたの包含という資質は、「人はそれぞれ違っており、その違いに敬意を払うべきだ」という信念に必ずしも基づいているわけではありません。むしろ、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいています。人は、皆同じように重要なのです。ですから、誰一人として無視されてはいけないのです。私たち一人ひとりがグループに含まれるべきです。私たちは皆、少なくともそれに値するのです。

収集心

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか? 保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。

責任感

あなたは責任感という資質により、自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持ちを持ちます。それが大きかろうと小さかろうと、あなたは完了するまでそれをやり遂げることに心理的に拘束されます。あなたの良い評判はそこから来ています。もし何かの理由であなたが約束を果たせない時、あなたは相手に対してそれを何らかの形で埋め合わせる方法を無意識に探し始めます。謝罪では十分でありません。言い訳や正当化は問題外です。あなたは埋め合わせが終るまで、生きた心地がしません。このような良心、物事を正しく行うことに対する強迫観念に近い考え、非の打ち所がない倫理観、これらがすべてあいまって「絶対的に信頼できる」という高い評判を生み出すのです。人が新しい責任を誰かに任せる時、まずあなたに目を向けるでしょう。あなたがその責任を必ず果たすことを知っているからです。人々があなたに助けを求めてくるとき――すぐにそうなるでしょうが――あなたは選ぶ目を持たなければなりません。進んで事に当たろうとするあまり、できる範囲以上に仕事を引受けてしまう場合もあるからです。

自我

あなたは、他人の目にとても重要な人間として映りたいのです。もっとはっきり言えば、あなたは認められたいのです。あなたは聴いて欲しいのです。あなたは目立ちたいのです。あなたは知られたいのです。具体的には、あなたの持ち前の強みによって人に知られ、評価されたいのです。あなたは、信頼でき、プロフェッショナルであり、そして成功している人として、尊敬されたいと感じています。同時に、あなたは信頼でき、プロフェッショナルで、成功している人とだけつきあいたいのです。もしそういう人でないと、あなたは彼らがそうなるまで圧力をかけるでしょう。彼らがそうならないなら、あなたは彼らを置いて先へ進むでしょう。独立心の強いあなたは、仕事を単なる仕事そのものではなく、自分の人生そのものにしたいと考えています。そしてその仕事の中で、好きなようにやらせて欲しい、又は自分のやり方でやるための余地を与えて欲しいのです。あなたのこのことに対する熱い思いは非常に強く、あなたはこれらを実現しようとします。ですからあなたの生活は、強く求める目標、成果、地位であふれています。何に焦点を当てていようとも――一人によって異なりますが――あなたの「自我」という資質は、中途半端から優秀な状態へとあなたを向上させ続けます。これが、あなたをより向上させ続けている資質なのです。

着想

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。


包含→確かに何かをするときに人を誘うことは好きだ。
収集心→幼いころはビックリマンやプロ野球カード、高校のころはペプシの付録、大学では豚の置物を集めていた。
責任感→何かを頼まれると、それを実施するまで落ち着かないことは多い。
自我→地位とか賞とか気にしないと思いつつも、どこかで気にしている自分もいる。
着想→マインドマップなどをやっていると、アイデアからアイデアをつなげることはよくある。
と、いった感じて結構当たっているような気がする。本には、この五つを足したり、引いたり、掛けたり、割ったりしながら様々な形の長所として現れてくるそうなので、何かを実行するときなど意識したいと思う。また、本に紹介されている他にどういう長所も知って、他人の長所に気づけるコミュニケーション能力をつけたい。組織のみんなでこのテストをやってメンバー間の長所を理解しあえると楽しいだろうなと思う。

2009年1月21日水曜日

精力的に動き回る男

上海に留学時代の友人が他界し、昨日彼の生まれ故郷での告別式に参列した。

彼とは上海留学時代、企画を成功させるという同じ目標を持ち熱い熱い夏を過ごした。
忙しいスケジュールを精力的に動き周るその行動力にエネルギーをもらった。また、どんな時も謙虚でまじめに物事に取り組む姿勢に感心させられた。彼に紹介してもらった上海に住む妹さんとも仲良くなり上海でとても楽しい時間を過ごさせてもらった。

告別式に参加し、とても元気だったはずなのに眠り続けている姿を見て、彼の死をどうすれば無駄にしないのか考えた。それは、お父さんが参列者の方々に語られていた「息子が他界した1月17日は阪神大震災と同じ日です。震災のことを思い出した時に息子のことを思い出してほしい。」と言う死んでも息子のことを忘れないでほしい。という気持ちを忘れないことだと思う。

誰かの役に立ちたいと精一杯生きていた彼の姿をこれからも心に留め続けたいと思う。
他界してしまったけど、上海で彼に出会えて本当によかったと思う。

2009年1月18日日曜日

父が還暦

父が還暦を迎えた。昔テレビで、ジャイアンツの長嶋監督が還暦祝いに報道陣から赤いチャンチャンコを贈られケーキを吹き消す場面を見て、還暦ってああやって祝うのか。と知り、年末実家で姉妹と母とどのようにして父の還暦を祝うか相談した。

話し合いをして間もなく、60歳以後も仕事を続けていきたいと話していたので、仕事で使えるビジネスバックをお金を出し合い購入して贈ることがまず決まった。そして家にある先祖の写真を見てこの人が自分の先祖か。と思えた経験から、記念に残る写真を写真館に行って撮ろうということが決まった。その他には?と引き続きアイデアを出し合っていると、父さんの似顔絵を描いて贈るのはどう?と言うアイデアが姉か妹の口から出た。それいいね!と決定し、それぞれが、誕生日の前までに手紙着きでA4の紙に似顔絵を描くことになった。

先週の週末、A4の紙を購入し似顔絵を描いた。似顔絵を書くのは幼稚園の時近所のスーパーが父の日に募集していた父親似顔絵大会以来のことだ。父の写真を見ながら、似顔絵を描きながらこのプレゼントにしてよかったなと思えた。父の顔をじっくり眺めるので増えた白髪、深いシワを写真ごしだがまじまじと見ることができ、その白髪やシワから、生まれて60年、母と結婚し姉自分妹が生まれた約30年の父の歩んで来た道のようなものを感じることができたからだ。

自信作の似顔絵が完成し、京都に住んでいる姉妹に郵送し、今日京都から広島に三人からの似顔絵が届いようだ。父からお昼過ぎにありがとうのメールが届いた。お正月に父はスーツ、子供と母は着物を着て神社に初詣に行く際写真館に寄って撮った記念写真も今日家に届いているはずだ。父が喜んでくれて、また60歳を過ぎても人生を満喫してもらえるととてもうれしい。



ちなみにWikipediaより還暦の意味は、
還暦(かんれき)とは、干支(十干十二支)が一巡し、起算点となった年の干支にふたたび戻ること。通常は人間の年齢について言い、数え年61歳(生まれ年に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。以後、その年は「今年、還暦を迎えた」の様に表現する。日本における還暦の祝いでは、本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈る。かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、再び生まれた時に帰るという意味でこの習慣がある。だそうである。

2009年1月16日金曜日

すばらしい風景

東京で宿泊している家の近くに小さな銭湯があり時間を見つけては通っている。脱衣所には体重計や木でできた身長計などあり、なかなか雰囲気のある処だ。銭湯は、温かいお湯に浸かりながら、時には何も考えずぼーっと全身を休めたり、時にはサウナに入りながら目を閉じてこれからどうしていきたいかなんかを考えたりしていて、自分だけの時間を満喫できるから好きだ。

先日浸かりに行った時、ある親子のとてもすばらしい光景を見ることができた。お風呂に入ると、おじいさん(80歳くらい)を床にペタッと座らせ、息子(50歳くらい)がおじいさんのひげを剃ってあげていた。気持ちよさそうにひげを剃られているおじいさん、必死に父親のひげを剃る息子、そこから感じられる親子愛のようなものを感じ、浸かりながら眺めとても心が安らいだ。

その親子が出ていって間もなく、自分も脱衣所に向かったら、今度はその息子がおじいさんの洋服を着させてあげていた。ふとそのおじいさんと目が合ったら、おじいさんは自分の方を見てニコッとしてくれた。思わず自分もニコッと笑顔を返した。息子に世話をしてもらえるのがうれしいのか、お風呂が気持ちよかったのか、分からないが、おじいさんはとてもうれしそうだった。

こんな形で親孝行を実行している息子さんはすごいなあ。親子で行ける銭湯っていいなあ。と温かい気持ちになりポカポカした体でコートの隙間から入ってくる真冬の冷たい風に心地よさを感じつつ家路についた。

2009年1月12日月曜日

高校サッカー決勝観戦@国立競技場

高校サッカーの第87回全国高校選手権の決勝戦まで地元広島代表皆実高校が残っているので一緒に観戦に行かないか?と横浜に住んでいる叔父(父の弟)から誘われ国立競技場に行ってきた。サッカー観戦は地元でサンフレッチェの試合を一度、上海で横浜マリノス(当時)の国際マッチを見に行ったこと以来三回目で、これまであまり興味を持っていなかったが、地元広島の皆実が快挙をなそうとしているのならと見てみたいという気持ち、せっかく東京にいれるので国立競技場を見てみたいという気持ちで見に行くことにした。

試合は広島代表皆実高校が持ち前のチーム一丸となった試合運びで、日本を代表するストライカー大迫勇率いる鹿児島城西高校を3-2で降し、見事日本一に輝いた。両校の白熱した点取り合戦にほぼ満員の国立競技場は沸き返っていた。

試合後、1年ドイツで生活していたころドイツ人とサッカーをたくさんしていたためサッカーに詳しい叔父がおもしろい話をしてくれた。「野球やテニス(シングルス)は個人プレーの要素が大きいが、それと違って、サッカーやラグビーはチームワークが求めらられているのでサッカーを見ていると組織の重要性がいろいろ勉強できる。」なるほど、野球は団体競技であるが、中身はピッチャー対バッター、各ポジションごとの守り等で個人プレーが多くあるスポーツであるのに対し、サッカーを生で見てみると、ゴールキックを蹴るときはピッチ上の20人がグランド中央に密集したり、ディフェンスラインを保つために他のプレイヤーとの位置関係を見て小さな魚の群のように全員で動いたり、攻撃としてパスが回ってこなくてもサイドバックの選手は無駄足になっても何度もオーバーラップをかけていたりと、同時に全員がプレーする時間が多く組織での動きの重要性が感じられた。この組織での動きはテレビではなかなか見ることができず、生の観戦でさらに真横から見ることができた時学べるということなので、これからもチャンスがあればサッカー観戦をしてみようと思う。

サッカー観戦の魅力が分かり、そして地元広島の高校がめでたく栄冠を手にしておもしろい一日だった。皆実高校のイレブン、優勝本当におめでとう。そして東京で広島代表が優勝という喜びを与えてくれてありがとう!という気持ちで国立競技場を後にし、渋谷にある叔父おすすめのウナギ屋でウナギの串焼きを肴に日本酒を飲んだ。楽しい一日だった。

2009年1月11日日曜日

『安城家の舞踏会』~神保町シアター~【映画】

東京に来ている。今日は時間があったので神保町の岩波ホールで上映されている『懺悔』という映画を見に行ってみた。開演に合わせて神保町へ到着。しかし、今日は違う映画の舞台挨拶で今日の上映は無いことを知らされ、仕方なく近くにある神保町シアターへ行ってみた。

このシアターは和製名作映画を中心に放映する映画館だそうで、1月は俳優森雅之の出演作品シリーズが放映されており、今日は17時30分から『安城家の舞踏会』という映画が放映されているので見てみることにした。

なぜ岩波ホールに行きたくなったかと言うと、それは今年のテーマの一つに「心を磨く」を実行したいからだ。心を磨き清らかな心の持ち主になるために、具体的には良書をたくさん読んだり、茶道や合気道などを勉強して精神を静める姿勢を学んでみたり、字を綺麗に書く部屋を綺麗にする服装を毎日整えるといった形を整えたり、そして今日のような名作と言われた映画をたくさん見てたくさん感動していきたいと思っている。

また最近役者としての進路を進んでいる同級生と再会し、演技を通してして社会に何かを訴えていく、自分を表現していく生き方に触れ、演技ということに興味を持ったこともあり、名作といわれる映画がたくさん放映される岩波ホールに是非行ってみたいと思った。

『安城家の舞踏会』は敗戦後の没落していく皇族を描いた作品だった。「古いものがほろび、新しいものが生まれる。新しいものが生まれるために古いものがほろびていく。」というセリフ、安城家に飾ってある兜を来客が倒しそしてそれを跨ぐ(伝統である武士道に背く行為)シーン、安城家の長男である正彦が舞踏会終盤は音楽隊に入っている(権力者が非権力者に使われている)シーン、などこれまでの権力がひっくり返っていく場面が多々見られ、財力で作り上げられた幻想のような「権力」を批判しているように読みとれた。人格ではなく、財力で創り上げた権力のはかなさを感じた。

また、スクリーンに映し出される男優森雅之は2人の女から頼むから結婚してくれとせがまれるも結婚なんかするもんかと女を失望させ、我が道を行く男になりきっていた。お坊ちゃんだけどそれにすがれない状況で、自分はどうして生きていくか、新しいことにチャレンジしようとしている姿が感じられた。また主演である滝沢修の演技から男としての存在感のようなものを感じられ、男としての魅力を感じた。

東京には1月末までいられるので、暇を見つけては岩波ホールや神保町シアターまた美術館などに通いたい
と思う。

2009年1月1日木曜日

2009年の抱負

新年は広島の実家で迎えることができた。昨年は上海だったので、家族で過ごせる正月は久し振りだ。家族でおせち料理の食卓を囲い、初めて着物で広島の護国神社に初詣に行きお神酒を飲んだりした。また、高校の野球部時代の友人と数年ぶりにお酒を飲めとても良いお正月だった。

大学のころからたいてい大晦日やお正月には、今年一年に何をやりたいか。と考え、決意を新たにしていたが、今年はあまりそんな気持ちになれなかった(このブログが完成したのは2月)。それは、昨年一年を通して「嘘をつきたくない」という気持ちが芽生えたからだ。2008年はやりたいっていうことが先に行き過ぎて有言実行ができていなかった。そのため自分の言ったことに嘘をついてしまいどんどん疲弊していく自分を感じ、そのうち不言実行という言葉に魅かれるものを感じた。有言実行、不言実行、目標が無いと自分のベクトルを合わせにくいし、目標を持たなくても日々目の前にあることを精一杯を積み重ねると知らない間に実行できていることもあるから両方大事だと思う。今年はその両方を意識して、やりたいやりたいっていう気持ちだけじゃなく、行動を伴わせ、行動が伴わせられない場合はじっと耐えるが如く学び、実行できるような人間を目指せる2009年にしたいと思う。

そんな思いを持ちつつ、2009年有言実行したいことは、、

●テーマ
-「嘘をつかない!忍耐力!実行力!」
普段の何気ない会話で、自分では良い嘘だと思ってついついあるようで無いことを口にしてしまうことがあった。極力現実に伴った発言を心がけたいと思う。また、これやりたい!と思えない時、70%くらいの中途半端な状態で辛い自分から逃げるのではなく、現実を見つめ70%の中からいかにしたら楽しみを見いだせるかを考えられるようになりたい。
-「心を磨く」
「自分は自分の内の天の声を窒息させたことを知る」(孔子)
心を底の底から清くしなければならない。見えないところで己を慎み、悪いことをしないようにし、心を正しくする。また、丁寧で親切な字を書く、うそをつなない、不平を言わない、親切にする、意地悪くない、忍耐強くするなどといった生活態度で在りたいと思う。

●勉強
-英語の勉強に力を入れてみようと思う。中国語と同様、英語も話せるようになりたい。まずはTOEIC750点。また、MBAのテストを受けられるに値するGMATをこなせるくらいの英語力を着けたい。
-中国語も中級で甘んじしまっているので、さらに力をいれたい。
-ワインや日本酒、ビールの勉強をすすめる。

●年間読書数を300冊
-起業系100冊→事業を興した起業家はどうやってビジネスシステムを創り、志を育んだのかを学びたい。
-ビジネス系50冊→仕事術、業界情報等最新のものを取り入れ価値の高いビジネスパーソンになりたい。
-中国系30冊→中国のことにもっと詳しくなりたい。
-新書本30冊→新書を通じ今社会で何が注目されていて、どういう動きが求められているのかを知りたい。
-自己啓発本30冊→人格形成に役立つものを選んで行きたい。
-歴史本10冊→歴史を知り、もっと人生観に縦の幅をもたせたい。
-小説(名作)10冊→物語から想像力を高め、美しい文章に触れブログやメール等の文章力をつけたい。
-投資家系10冊→お金の知識をつけて行き、お金と上手く付き合っていけるようになりたい。
-哲学・思想・宗教系10冊→人間としての幅を広げていきたい。
-一般教養・雑学・趣味・その他20冊
チャンスがあればフォトリーディングをマスターし、読書力、情報収集力をもっと高められればと思う。

●趣味
茶道と合気道とダンスを始める。自分の性格として、先を先を焦ってしまいそして心配をしてしまう癖があるので、茶道で一期一会を感じてみたり、合気道を通して相手の攻撃を迎え撃って不安を無くす態度を得てみたいと思う。また、ダンス(ジャンルは検討中)を始めて体を動かしながら音楽を楽しめるようになりたい。

今年一年良い年でありますように!

2009年初日の出