2009年6月7日日曜日

本棚のある生活

「図書館のような部屋に住みたい。」と、本を好んで読むようになってから思い描いていた。思い描いてからウェブ上の架空の本棚を使ったり、大学時代の教授の本に囲まれた研究室を思い出したり、ドラえもんのワンシーンに出てくるある博士の部屋の壁すべてが本棚の知的な空間をカメラに納めたり、おしゃれなカフェで施されている本棚のデザインを絵に描いたりと、良いなと思った本との空間を記憶しておき自分ならではの本との空間のイメージし少しずつ増やしていっていた。

そして、3月の引越しの際、本棚が作れるということを条件の一つに大家さんのアーイと交渉した結果、木材を購入し、手作りで壁一面を覆う本棚を作るという契約を取り付け、念願叶って本棚のある部屋を実現することできた。

完成し、本をジャンルごとに並べてみるとこれまで読んだ後はばらばらになっていた記憶がすっきりするような感覚を覚え、また、自分はどのジャンルを多く読み、どのジャンルを避けているかという自分の読書の癖が分かったり、全体的にまだまだボリューム不足のようなのでこれからももっと読んでいかなければと更なる読書欲に駆られることができた。

本には、作者の人生における思考や行動など努力の結果が凝縮されているものが多い。特に所謂良書と言われる一冊は、こんな情報が約1000円で読めてしまって良いのかとすら思える。本棚は作ったものの、まだまだ図書館のような部屋にはほど遠いので、自分の歩む道を示してくれるような座右の一冊をこれからも探していき、本と共に成長していきたいと思う。

2 件のコメント:

なべ さんのコメント...

誕生日おめでとーございますm(_ _)m
本棚置いたんですか〜。僕も大きな本棚欲しいんですが、部屋が小さくて置けませんorz
機会があったら部屋を拝見させていただきたいものです(^ ^)

alang さんのコメント...

幼いころおうちに遊びに行かせてもらったときずらっと並んでいた江戸川乱歩の『怪人二十一面相』が懐かしいです。
是非是非上海にも遊びに来て下さい!