2008年4月3日木曜日

『情報』と『知識』

何も無いところからビジネスを創るためには、今何が社会で求められているかを知り、それをどう提供していくか考える。その際に、

『情報』と『知識』 

この二つの言葉が重要だ。
これからこの二つの言葉を優先させ、行動していきたい。
(例えば、中国語を勉強する時、リスニング、ヒアリング、リーディング、スピーキング、ライティング、グラマーと学ぶ分野が分かれている場合、情報、と知識を得るために一番使える、リスニングとリーディングを優先的に伸ばす)

ちょうどそんなことを考えていた時、田坂広志さんが、時間の使い方についての講演を耳にすることができ、大変参考になった。

以下講演内容を参照

-―――――――――
『ウェブ2.0が主流になっていくでも変わらない時間の断り』
過去7年でおこったことが1年でおきるドッグイヤーならぬ、18年で起きていたことがたった1年で起きてしまうマウスイヤーとも言われるこの時代、時間というものがどのように処するかは大変重要である。

世の中ではよく、時間は誰にとっても平等にある。と言われるが、果たしてそれは本当だろうか?
私はそうは思わない。なぜなら、実は時間には二つの尺度があると思うからだ。
一つは長さ。これは誰にとっても平等。一日は24時間、一年は365日。

もう一つは密度。これは実は人によって極めて不平等。同じプロジェクトで同じように過ごしても、何をつかんだか、何を学んだか、人によっては一つだけの知恵を得た人もいれば、人によっては百もの大切なものを学べたということがあるように、同じ時間でも時間の密度は人によって全く違う。

したがって、時間に処するために、時間の密度をどうすれば高めることができるのか?を考えていかなければならない。

時間の密度を高めるために以下の三点の力が重要である。

①感得力 (現在の時間の密度が高まる)
一つの仕事をしている最中、何を学ぼうとしているかと、考えることも大切だが、それだけでなく、感じることの方が時間の効率は速い。直感力、洞察力、対局力。一瞬のことに対応できる力を身につけること。別の人が3時間考えても学べないことがある人にとっては、一瞬の経験が大切になる。感じて、何かをつかみ取る、経験そのものから得られるものである。

②反省力 (過去の時間の密度を高める)
一つの経験を振り返って、心の中で追体験をする。そこから何を学ぶべきか反省する。例えば今日を振り返って、一日何があり、掴めただろうと30分考えるだけで、過ぎ去っていった時間が何倍のも密度にもなる。

③想像力 (未来の時間が高まる)
未来に何が起こるか想像してみる。前体験というのを頭の中、心の中でしてみる。特に、その想像力の中で、ビジネスの基本は人の心を感じ取る力であるから、そこに関わる人たちがどのような人で、どのように心が動くかを考えることは効果的である。

-――――――――――――――

社会起業家に関する講演といい、上の三点といい、なるほどという感じだ。

①、②、③の考え方で、常に『情報』と『知識』を意識して、自分の視野を今よりも広げたい。早速実践しよう。
人類が身体では無く、頭を使って働いて価値を創出することが多くなってくこれからの時代の進化。この時代に社会に価値を還元できるように、24時間を有効に使い、『情報』と『知識』を集めてきたい。

0 件のコメント: