2008年4月22日火曜日

上海のジャズバー

BeiXu(ベイシュー)さんという中国人ジャズシンガーと塩田哲嗣さんという日本人ジャズミュージシャン兼BeiXuさんプロデューサーが上海でライブを実施した。

家の前の通りにあるジャズバーの入口に貼ってあるポスターを見てとてもインパクトがあったので、数日前から行ってみようかなあと興味を持っていた。今日の帰り道、時間もあったし興味本位で潜入してみた。ポスターからの期待通り、良いライブだった。

●BeiXuさんの歌唱力
低く腹に響く歌声、リズムの取り方、歌声が会場に響き渡ると同時に、会場がシーンとなり耳を傾けていた。
地元中国メディアでは「彼女はおそらく、ニューヨークでジャズを歌った最初の中国人女性である。」と報じられており、NYを拠点に活躍しており、日本でもCDの販売やライブをしているそうだ。これから注目していきたいアーティストだ。

●同じ日本人である塩田哲嗣さんの姿
上海で仕事をしていて、海外で日本人である自分の存在価値って何だろう?としばし立ち止まってしまうことがあるが、目の前で、中国人や欧米人の客をコントラバスで魅了していく彼の姿を見て、国がどうこうっていうことより、個人、『人物』を磨いていけば、万国共通その人の価値が認められるとでも言おうか、海外での日本人の生き様を見れ、勇気をもらったパフォーマンスだった。あまりにかっこよかったので、演奏後サインをもらってしまった。

たまたま見つけた上海のジャズライブだったけど、BeiXuさんの歌声から感情を引きたてられ、塩田さんの生き様に勇気づけられた良い時間を過ごせた。

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