2008年7月1日火曜日

死ぬかと思った

愛猫あにゃんとの生活も早いもので2週間が経とうとしている。猫の成長は人間の4倍だそうで、生後推定1.5か月のあにゃんは、人間で言えば0.5歳ということになる。身体もどんどん大きくなって、革靴にすっぽり入りそうな鼠のような体が今では革靴と同じくらいになろうとしていてその成長の早さには目を瞠る。

一日家の中で飼っているが、仕事を終えると外に散歩に連れていってやったり、部屋の中で遊び少しでも体を動かすようにしている。外を離して歩かせても、後ろをトコトコついてくる姿がかわいく、とても癒されている。

離しがいにしてみたり、部屋を自由に歩かせているのは、ストレス無くすくすく育ってほしいという気持ちだが、少し目を離すと車の下に隠れ出てこなくなったり、部屋の外へ出てどこかへ行ってしまいそうになるので極力ストレスを与えないよう、自由を与えている。

しかし今朝自由を与えすぎて、大事件が起きた。朝ベランダで遊ばしていて、4階で危ないかなと思っていたが、まあ猫だし大丈夫だろうと思い目を離して違う部屋で用を済ませていた、そしてベランダに戻ってみるとあにゃんがいなくなっていた。どこを探してもいない。もしかして。と思い4階から1階の庭を覗いてみたが、気配が無い。しかし部屋にもベランダにもおらず
ベランダから落ちたとしか考えられない。3階のベランダにひっかかったのか?地面に落ちて即死してしまったのか?一階に探しにいき、恐る恐る落ちたであろう庭の中を覗いてみると、「にゃー」と小さな声が聞こえあにゃんと目があった。

助かった。部屋に連れて帰り、4階から落ちたことをもう忘れてたかのようにいきなり餌を食べている姿を見て安心し少し眺めていたが、しばらくすると食べながら口のところを気にしだした。良く見てみると口を大きく切っていて、血が出ている。前歯も1本折れているようで、あちゃー。と思いながらそのまま動物病院へ連れていった。

病院に着くと、院長にもしかしたら歯だけじゃなく、内臓にも支障がありその場合は入院しないといけないかもしれない。と言われ、そりゃ4階から落ちたんだからそれくらいは覚悟しないといけないか。と思いつつ、仕事があるので、病院に預け仕事に向かった。仕事が終わって病院に駆けつけてみると、なんとか1日で退院できると言われ安心した。ただ、傷口が完治したら、折れた前歯一本は抜歯しないといけないそうだ。

今は動物病院から借りた鳥籠のような小さな籠でおとなしく寝ている。5日間はこの小さな籠で安静にさせ、口の傷を閉じさせないといけないそうだ。

自由を与えすぎたら逆に自由を奪う形になってしまい保護者として少し反省。
今後はこんな事件が起こらないように人と猫の共存ラインはどこが一番お互いが幸せなのか、探りつつ暮らしていきたい。

とりあえず生きててよかった。

0 件のコメント: