2009年1月12日月曜日

高校サッカー決勝観戦@国立競技場

高校サッカーの第87回全国高校選手権の決勝戦まで地元広島代表皆実高校が残っているので一緒に観戦に行かないか?と横浜に住んでいる叔父(父の弟)から誘われ国立競技場に行ってきた。サッカー観戦は地元でサンフレッチェの試合を一度、上海で横浜マリノス(当時)の国際マッチを見に行ったこと以来三回目で、これまであまり興味を持っていなかったが、地元広島の皆実が快挙をなそうとしているのならと見てみたいという気持ち、せっかく東京にいれるので国立競技場を見てみたいという気持ちで見に行くことにした。

試合は広島代表皆実高校が持ち前のチーム一丸となった試合運びで、日本を代表するストライカー大迫勇率いる鹿児島城西高校を3-2で降し、見事日本一に輝いた。両校の白熱した点取り合戦にほぼ満員の国立競技場は沸き返っていた。

試合後、1年ドイツで生活していたころドイツ人とサッカーをたくさんしていたためサッカーに詳しい叔父がおもしろい話をしてくれた。「野球やテニス(シングルス)は個人プレーの要素が大きいが、それと違って、サッカーやラグビーはチームワークが求めらられているのでサッカーを見ていると組織の重要性がいろいろ勉強できる。」なるほど、野球は団体競技であるが、中身はピッチャー対バッター、各ポジションごとの守り等で個人プレーが多くあるスポーツであるのに対し、サッカーを生で見てみると、ゴールキックを蹴るときはピッチ上の20人がグランド中央に密集したり、ディフェンスラインを保つために他のプレイヤーとの位置関係を見て小さな魚の群のように全員で動いたり、攻撃としてパスが回ってこなくてもサイドバックの選手は無駄足になっても何度もオーバーラップをかけていたりと、同時に全員がプレーする時間が多く組織での動きの重要性が感じられた。この組織での動きはテレビではなかなか見ることができず、生の観戦でさらに真横から見ることができた時学べるということなので、これからもチャンスがあればサッカー観戦をしてみようと思う。

サッカー観戦の魅力が分かり、そして地元広島の高校がめでたく栄冠を手にしておもしろい一日だった。皆実高校のイレブン、優勝本当におめでとう。そして東京で広島代表が優勝という喜びを与えてくれてありがとう!という気持ちで国立競技場を後にし、渋谷にある叔父おすすめのウナギ屋でウナギの串焼きを肴に日本酒を飲んだ。楽しい一日だった。

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