2009年5月1日金曜日

上海で簿記講座

3月末~上海で開講されている簿記講座に通っている。日本の大手資格学校で講師をされていた方が開いた学校で、毎週火曜日の19:30~22:00と土曜日の10:00~12:30、日本人が多い古北エリアの教室へ自転車で通い授業を受ける。

簿記を勉強したいと思った理由は、数字に基づいた考え方ができるようになりたいという気持ちからだ。例えば日経新聞に出ている企業の当年度の財務諸表を見てこれまではなんとなく業績が良いのか、悪くなったのか眺めていただけだったが、数字なので嘘をつけず業績を如実に示すと言われている財務諸表の数字から次の動きや企業の中で繰り広げられていた物語が分かるようになればと思う。

たまたまその学校の本棚に置いてあった勝間和代著『年収10倍アップ勉強法』に簿記の効用が書いてあり参考になった。(本文を抜粋)
まずは仕分けレベルでしっかりと簿記がわかり、企業会計原則が分かることが重要。試験委員が少しくらい問題をひねったとしても、しっかり問題に対応できるだけの会計学が必要です。それには、簿記の基礎訓練をやるのが、遠回りのようで、実は一番の近道なのです。それがわかると、財務諸表分析でも、原価計算でも、応用である経済学でも、短期間で学ぶことができます。とにかく、会計学に限らず、何かの分野を学ぶ時には、基礎訓練をひたすらやることをお勧めします。

仕事のいろいろな活動を金銭的価値で測定し、その結果をもって、利害関係者の意志決定に役立てよう
というもの。ビジネス言語とも言われます。言語の単語に当たる仕訳の数をどれだけ覚えているか、理論的に借方と貸方、貸借対照表と損益計算書がどうつながっていて、それらが何を表すために存在しているのか、ということさえ覚えておけば、そのあとの応用編である、財務分析にも、監査にも、管理会計にも、対応できるようになります。


会計の基礎の簿記、分からないところは作らずしっかりとした基礎を築きたいと思う。学校に通うのは大学で通関士の勉強をしていた以来だ。簿記くらい自分で勉強すればと言われることもあるが、学校行くから得られる強制力やモチベーションを得ることができている。火曜日は22時までの授業なので、中学校時代に塾に通っているような気持ちだ。7月まで通い続け、会計のレベルを高めていきたい。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

簿記ですか〜。貪欲に色々な知識を吸収しようとしてる姿に感心します。
私も見習わなければなりませんね(^ ^)>
数字が送るメッセージの深みは受信側の質によって非常に大きく左右されます。私も普段から数字を扱っているので痛いほど身に染みるのですが。。。orz
数字から多くの事を読み取れるように日々精進して共に頑張りましょう(^ ^)ノシ

alang さんのコメント...

耕太さん
書き込み謝謝です。

>数字が送るメッセージの深み
これ良い言葉ですね。まだまだ読み取れてないですけど、損益計算書などからこの企業で一年にわたって繰り広げられたできごとがドラマのように受信できればと思います。

共に頑張りましょう!