2008年11月19日水曜日

福井県小浜市の「オバマ候補を勝手に応援する会」について

福井県の小浜市で「オバマ候補を勝手に応援する会」を発案し、運営されている方にお会いする機会があった。「オバマ候補を勝手に応援する会」とはアメリカ大統領オバマ氏と小浜市の名前が一緒であることを巧みに使い小浜市を世界にPRしていこうという活動だ。

正直今年の6月この活動のことを小浜市のお知り合いの方から教えていただいた時は苦笑してしまい、そんな活動して意味があるのだろうか?と思ってしまった。しかし、今日実際にそのブームの火つけ人の方のお話、実際にこの活動を実施しての小浜市への効果を聞き、この活動はとても意義があるように思えた。

確かに一部ネットではそんな馬鹿けがことをという批判意見もあるが、オバマ氏が大統領であるこれから8年で小浜市は注目され続けていること。オバマ大統領と麻生首相との10分の電話会議の際小浜市にいつか訪問すると宣言したこと。オバマ氏が30分小浜市に来ることで20億の経済普及効果を発揮する可能性があること。オバマ氏関連グッツが小浜市のお土産として発売されていること。世界中の有名メディアが小浜市を取材し始めていること。スイングガールやウォーターボーイズのような映画化の可能性があること。などなど明るい話題で盛りだくさんだそうで、小浜市全体に良い影響を多く生みだしている。

地方活性化で代表的な先日訪問したただの葉っぱを2億円のビジネスに変えた徳島県の上勝町や、大分県で1970年代に実施された平松県知事の一村一品運動の本を読んだ時も感じたが、「何気ないアイデアを少しずつ大きくしていく」というひた向きな姿勢を今回の小浜市の活動からも感じらえる。MROBAMA(オバマ氏)⇔小浜市(おばまし)というただ発音が一緒という何気ないアイデアからスタートし、様々な知恵を絞ってアイデアを少しづつ大きく育て多くの人を巻き込み社会にインパクトを与えている。

今後の様々なビジョンを笑顔で明るく話されているアイデアの発案者の方の姿を目の前で見れ、ブームを作る渦潮の渦の中心を体感できた。そして、小浜市に見習い、何気ないことを何気ないことでとどめず頭を使ったひたむきは生き方をしていきたいと思った。今後の福井県小浜市の動きにも注目だ。お食事同席させていただきありがとうございました。

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