2008年3月9日日曜日

祖父の誕生日

父方の祖父が今日3月9日(サンキューの日)でめでたく92歳を迎えた。家族が祖父を囲ってケーキを食べている時に家に電話すると、元気そうな祖父が電話に出てくれ「100まで生きるけんの。上海万博の準備はすすんどるか?時代は変わるのお。時代についていけんわい。元気でがんばっとるけんの。」ととても元気そうな声を聞かせてくれてうれしかった。

数年前までは、家の前に座ったり、銀行に出かけたり、実家から少し離れた昔の家の修理をしたりと外出をしたいたが、ここ最近はずっとベットに寝ていている。だけど、ベットの上で、NHKのニュースを見たり、新聞を読んだり、語学の教科書を読んだりして、92歳になっても学ぼうとする姿勢を貫き続けている。

最近、歴史のある会社はどうやって生まれていったのか?ということに興味を持ち、エクセルに1856年(安政三年)から2008年(平成20年)と縦軸に打ちこみ、横軸には、歴史ある会社の経歴や、社会の出来事を書きこんでみていた。
それをしていると、今自分がここに存在するまでにどんな出来事があったのだろう?と興味がわき、その年の自分の年齢、祖父、父、母、の年齢、も横軸に記入し、自分が生まれる前のバックグラウンドを見える形にしてみた。

大正5年生まれで、大正、昭和、平成時代を生きている祖父は、法人化されたばかりの会社への入社、日本全国への支店の設立、満州国の支店開設のための出張、出兵、戦争の焼け野原、など日本の成長、繁栄、衰退、復興を経験している。

自分と同じ年だった24歳の時、昭和15年には何を見ていたのだろうか。どんな環境で生きていたのだろうか。祖父がどうな大志を抱き生きてきたのかは分からないが、自分たちが生きている平和な日本は、祖父や祖先の活躍が無くては考えられないことだ。

この時代に生まれた自分は、祖父や祖先の努力を無駄にせず、それに頼るだけにならないよう自分も今やらなければならないことは何なのかを自問し、自律し、人格を養っていきたいと思う。

おじいちゃんおめでとう!これからも健康に長生きしてね!

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