2009年2月4日水曜日

2020年の世界経済

YOUTUBEに2008年春台湾のテレビで大前研一氏が2020年の経済予想をする番組がありおもしろかった。



議事録:2020年世界の経済規模ベスト5を予想を発表しており、世界で最大の国家はEU、二位はアメリカ、三位は中国、四位はインド、五位は日本となるだろう。EUが一位になる理由は二点あって、一点目はEUははじめて武力を使わずルールとロジックとビジョンで拡大していること。アメリカや日本は国家の都合でお金が足りなかったら印刷したり、イラクで戦争し国債を出したりして発展してきたのに対し、国家がルールに従っているから今後ユーロは強いだろう。二点目は、12年後はロシアのプーチンが辞める時であり、それに伴いロシアがEUに入る可能性が高かいこと。こういう中で台湾、現在二位の経済大国日本はどうするべきか?今のようにアメリカ、中国との関係をどうするかを重点的に考えていただけではだめで、インドとどうするの?EUとどうするの?と考え発言できるようにならないといけない。


11年後の2020年自分は37歳、この予想が的中するとすれば、今後徐々に日本が後退しEU、中国、インドに抜かれていくのを体験していくことになる。世界二位から世界五位になり何が変わるのだろうか。これまでインドや中国、ロシアと言えば、日本より人が多く、国土の大きな国だけど、経済面では自分の国の方が発展していると思っていたがそれ逆の立場になる。僕たちの子供の世代は先進国としてインドや中国、ロシアを見ることになる。日本は今後どうするべきか?まずそもそもこの豊かさは自分たち世代が作ったものではなく、父、祖父、曾祖父等祖先が築き上げてきたものであることを知り、そのことに感謝する。そしてその享受している豊さにあぐらをかくのではなく、現状での強みを理解しそこを伸ばしていきつつ、その強みから新しい強みを生み出していく。インド、中国、ロシアとお互い発展するように付き合っていく。などと非常に抽象的にしか考えられないが、世界第二位の経済大国という現実が変わりつつあることを知りながら生きていこうと思う。

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