2008年9月25日木曜日

愛媛県~松山市~

愛媛大学で毎年開催されるプロテインアイランドを見学するため呉からフェリーに乗り、愛媛県の松山港を目指した。19時に到着し、プロテインの研究を続ける高校の野球部時代の同級生が待つ松山市内へ向かった。

初日の食事は松山の海鮮やお酒が楽しめる食楽酒家 炉辺人(ろべんと)というお店へ。愛媛の地酒や鯵の刺身、愛媛風味噌の味噌汁、愛媛のお茶づけ「ひゅーが飯」など堪能できるいいお店だった。

翌日、午前中は司馬遼太郎著の明治の日本を描いた『坂の上の雲』の主役、秋山兄弟、正岡子規が生まれ育った当時の松山のことをもっと知りたいという気持ちで、『坂の上の雲ミュージアム』へ向かった。世界で渡り合える日本を確立するために必死に生きた明治のエネルギーを感じられる場所だなと思った。

その後、プロテインアイランドを見学。(詳しくはこちら)「これからはタンパク質は注目されるよ!」と言う研究を続ける友人の言葉に魅かれ参加したが、医療部門での応用が増えていること、需要あって初めて開発を進めることができるため需要を見つけ出せる企業との連携が重要視されていること、食品分野への応用は少ないこと、愛媛県はタンパク質を使ったベンチャー企業が生まれることを渇望していることなど表面的なことを何となく分かり、100メートル先にあったプロテインという存在が90メートル先になったかなという感じだった。

学会後、明日の教授や学生向けに開催される学会の準備を終えた友人と合流し道後温泉に行く途中、今日学んだことをそのまま分かったような顔でプレゼンテーションしてみたが、友人はニヤニヤしながら聴きながら、「へー、それでそれで?」と言うだけだった。

夜、友人と別れ次は徳島を目指す。松山、また来たい街だ。

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