2008年5月30日金曜日

浙江工業大学の見学

仕事の後、会社の仲間孫君(あだ名:ソンカン)の誘いで、ソンカンの通っている浙江工業大学の見学に行ってきた。

上海で交通大学の本校を見学した時、大学の中に数多くの寮やスーパー、理髪店など生活に必要なものがほとんど揃っていてわざわざ市内まで出なくても学生が生活していけることを知り驚いたが、浙江工業大学も上海交通大学に負けず劣らずのスケールだった。且つ校舎がどれも近代的で、こんなところで勉強できると学生は学問への意欲が湧くだろうなと思った。

夕食の時間だったので、大学の寮に住んでいるソンカン自慢の美人彼女も呼び食堂でご飯を食べた。これがまた驚きで、まるでデパートのフードコートのようにカラフルな看板を掲げたバイキングになっており、味もとてもおいしかった。(しかも安い!)

その後、大学を一通り見学して、バイクにソンカンと彼女と自分で三人乗り。家まで送ってもらった。バイクで眺める夜の杭州はとても気持ちよかった。

この寧波出身、23歳のソンカンという男。今自分がお世話になっている旅行会社でインターンをしているのだけど、一緒にいてとてもおもしろい。お互いちょっと変な中国語(自分)とちょっと変な日本語(ソンカン)を駆使して、一緒にいる時は笑わせ合っている。大学でも人気者だそうで、バンドチームのギターや学部のリーダーなんかを務めている。

しかしなんと今日ソンカンが会社から来月から来ないでいい。と突然のクビを言い渡されてしまった。原因は遅刻が多い、即戦力として期待できない、ということで、いつもクビになるんではないのか?っていうことをネタに笑いあっていたが、本当にそうなってしまうとはで今日ばかりは真剣に今後のことを相談した。

今お世話になっている旅行会社はとにかくすぐに結果を出せる人材を求めている
ただ、ここ2週間一緒に過ごして本当にいいやつだと思うから、なんとか彼に残ってもらいたいが、仕事ができるのと、いいやつっていうことは、ここでは重要視されないようで残念だ。

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